四日市の宴会は和食割烹居酒屋　かっぽう若紀久喜旬　へ

忘新年会料理で、復刻します。　「子持ち鮎の煮浸し」

こんにちは、若紀久喜旬の石田です。
若紀久の名物料理の一つにさんまの押し寿司があります。
これは夜8時前後に一番 味がよくなるようにタイマーを片手に、時間調整をする料理でした。

ところが今回忘新年会料理に加えたのは、3日前から仕込む必要がある料理です。

それが、『子持ち鮎の煮浸し』です。大将から聞いたとき、「止めてくれ！」と 言いたくなりました。でもそれだけ手間隙を掛ける価値がある料理です。

子持ち○○というのは、それだけ栄養を蓄えていることになりますので、食材としては抜群。
この食材を、骨は無論のこと頭からお尻まで戴けるようにするのです。
それには甘露煮のように硬くならないように仕上げ、ほどよく味を浸みさせる「煮浸し」が一番です。
しかも３日間掛けて、この味を出しました。今年の逸品です。

カステラ焼きも工夫をこらしています。あわびの風味を以前に比べて感じられるようにしました。

さらに花コース、月コースには、揚げ物として『ふぐ唐揚げ』にしました。
そしてお食事は、牡蠣ごはん。牡蠣を小さく硬くならないプリプリの状態のぎりぎりのところで止めて、それをご飯の上に乗せ出汁を掛けて食べていただきます。この出汁がとろみのついたあんになっています。

牡蠣ごはん

子持ち鮎の煮浸し （花・月コース）

月コース （５２５０円）