こんにちは、若紀久喜旬の石田です。
昨年12月4日に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。 それを受けて農林水産省では、「和食の特徴」として以下の4点を挙げています。
・多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
・栄養バランスに優れた健康的な食生活
・自然の美しさや季節の移ろいの表現
・正月などの年中行事との密接な関わり
「和食」をその生業としています若紀久として、改めて和食を考えることにしました。
今回の8周年イベントでは、若紀久が考えた和食を2種類ご提示させていただきます。
その料理の一品目は、『あゆの一夜干し』です。
付け合せをくじら本皮酢味噌とはじかみとしました。
鮎は、言えば、日本の環境に適した夏の川魚の王様です。和食の定義の3つ目にあたります。
くじらは、このあたりでも鯨舟の祭りがあるように日本の近海で昔は多く獲れたようです。
日本の食文化にぴったりです。
一夜干しにしたのは、栄養バランスを考えグルタミン酸を出し、しかもこれはうま味成分です。
これと同じように考えて、2つ目の料理は、『冬瓜八芳煮えびそぼろあんかけ』にしました。
そして付け合せとして星型おくらを持ってきました。